ビジネス技術 実用英語大辞典 CD版

技術英語のバイブル ”海野辞典”

ネイティブによる16万件以上の用例・文例を収録した英語表現集。英和19900語、和英22500語、用例168800件(英和・和英)収録。

辞書で引けない技術英語

英作文に使えるトリビア

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No.013

No.013のバックナンバーです。
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目次
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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ
   『Linux.com | The birth of a FOSS application』より
★2.小ネタ
   『rc』
★3.お知らせ
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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ

今日は私が読んでとても面白かった記事を紹介しつつ、
その中から単語を紹介したいと思います。

Linux.com | The birth of a FOSS application

「FOSS」は「Free Open Source Software」のことですね。
Linuxディストリビューションに含まれる多くのソフトウェアが
FOSSです。この記事は、バンド活動をしている兄弟のために
メーリングリストアプリケーションを作ったプログラマが
そのソースコードを公開したときの経験を書き綴ったものです。

プログラミングのできる人は大勢いますが、ソースコードを
公開し、フィードバックを受け付け、コミュニティーを維持
していくことができる人は限られるのではないでしょうか。

この記事には一度ソースコードを公開したとき何が起こるか、
臨場感のある素直な文体で書かれています。プログラムを
書く人に特にお勧めの記事です。

ここで一文引用し、単語を紹介しましょう。

> Early bMail development was kludgy, lacking in peer review
> or community feedback, and done in haste to meet the
> band's minimal requirements.

先に訳です。

 初期のbMailの開発は間に合わせで、仲間によるレヴューや
 コミュニティーからのフィードバックにも欠け、バンドの
 最小限の要求を満たすために急いで行われたものだった。

特徴的な単語は「kludgy」です。「間に合わせ」という意味
ですが、多くのソフトウェアがkludgyに始まるように、
このソフトウェアも例外ではなかったということですね。
主にコンピュータの分野で使われる俗語に分類されています。

もう一つ注目したい単語は「peer」です。旧メールマガジンの
No.007
では「通信相手」という意味で紹介しましたが、
ここでは「仲間」という訳がしっくりきます。

元々「peer」には”同等のもの”を表す意味がありますが、
そう考えると「通信相手」も「仲間」もどこか通じるものが
ありますね。

さて記事の続きですが、プロジェクトは商標の問題から
poMMoと名前を変え、多くのユーザとコントリビュータに
恵まれたようです。記事の著者はプロジェクトが自分だけで
なくコミュニティ全体のものになることを望んでおり、
そのポリシーがコミュニティに伝わったのでしょう。
最後の段落を引用しておきます。

> At this point the software is far from complete.
> The community forums and feature list grow, the bugs
> come and go, developers hope for donations, and
> downloads increment. Such is the life of a Free
> Software project.

 現時点でもソフトウェアは完成には程遠い。
 コミュニティフォーラムと機能リストは伸び、
 バグが現れては消え、開発者が寄付を募り、
 ダウンロードが増える。
 それがフリーソフトウェアの生き様なのです。


いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.小ネタ『rc』

Linuxで「rcファイル」と言ったら、システムや
アプリケーションの起動時に自動的に実行されるコマンドの
記されたファイルですが、この「rc」の由来については
諸説あるようですね。

「runtime configuration」や「runlevel change」などの
説もありますが、1960年代のMITのスーパーコンピュータで
使われた「runcom (run commands)」というツールを起源と
する説が一番有力のようです。

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★3.お知らせ

著者引き続き多忙につき、次号の発行は3月23日とさせて
いただきます。恐れ入りますがご了承ください。

Linux英語の達人2まぐまぐ!
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No.012

No.012のバックナンバーです。
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皆さんこんにちは!
ご購読ありがとうございます。

今日はいつもとは構成を変え、記事のレヴュー特集を
お送りします。

最近、WindowsからGNU/Linuxへの乗り換えや、Linuxディス
トリビューションの仮想マシンへのインストールについて
書かれた記事を頻繁に見かけるようになりました。

原因はいろいろあると思いますが、GNU/Linuxの普及に一番
貢献しているのはやはりディストリビューションの改良だと
思います。最近のディストリビューションは特に初心者を
意識して作られていると感じます。

そこで今回はGNU/Linuxへの乗り換えに関する記事をいくつか
紹介します。


★進んだインストール方法

今までGNU/Linuxをインストールすると言えば、それは多くの
場合、ディストリビューションのCDイメージをダウンロードし、
CD-ROMに焼き、CDブートでインストーラーを起動… という
手順でした。

ところがここで紹介するツールは違います。なんとWindowsで
ツールを実行することでGNU/Linuxがインストールされると
いうものです。

Instlux: Install linux from windows

このサイトによると、インストールできるディストリビュー
ションはUbuntuとopenSUSE、Linkatのようです。いずれも
幅広いユーザ層をカバーするディストリビューションですね。

また、Ubuntuには同様の機能を持つ専用のツールがあります。

install.exe - Ubuntu Wiki

こちらのページにはSummaryにはっきり書いてありますが、
このようなツールを使うもう一つのメリットは、CDドライブも
FDドライブもないマシンにもインストールできるということ
です。CDドライブが壊れたマシンをサーバに転用、などと
いう場合にも使えるテクニックですね。


★でもアプリケーションは何を使えば…

インストールと並んで、ユーザがGNU/Linuxへの移行をためらう
要因が「○○するアプリケーションが分からない」では
ないでしょうか。以下ではそんな不安を解消するサイトを
3つご紹介します。

Open Source Alternative

このサイトはGNU/Linux用のアプリケーションをディレクトリ
分けして紹介しています。また、それぞれのディレクトリで
オープンソース/商用別になっています。余談ですがサイトの
デザインもキレイですね。


The Linux Equivalent Project - linuxeq.com

こちらのサイトでは「Windowsの○○に相当するLinuxの
アプリケーションは?」という対応表を公開しています。
自分がWindowsで使っていたアプリケーション名を検索すれば
いいだけですから簡単ですね。


The table of equivalents / replacements / analogs of
Windows software in Linux. (Official site of the table)


こちらも上のサイトとコンセプトは同じですが、アプリ
ケーションのジャンル分けも行っており、中にはWindows向けの
欄が空になっているジャンルもあります(つまりWindowsには
ない/分からないアプリケーションも紹介している)。


これらのサイトを使えば移行が格段に楽になるでしょう。


★おまけ:Windowsから離れずにGNU/Linuxを使う

移行したいけど不安という方は、仮想マシンから始めてもいい
かもしれませんね。

Windows × VMware = 開発環境 Ubuntu Linux : Hasta Pronto.org

こちらは日本語の記事ですが、VMwareを使ってWindows上で
Ubuntuを動かす手順が紹介されています。こうやって読むと
とても簡単に感じます。


いかがでしたでしょうか?
Linux移行に関する記事は探せばたくさん見つかります。
まだ移行していない方はそろそろチャンスかもしれません。


★お知らせ

申し訳ありませんが、筆者多忙につき次週と次々週の発行を
お休みさせていただきます。次回の発行は3月9日です。
恐縮ですがご了承ください。




Linux英語の達人2まぐまぐ!

テーマ:オンライン英語学習 - ジャンル:学問・文化・芸術

No.006

No.006のバックナンバーです。

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皆さんこんにちは!
ご購読ありがとうございます。

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それでは今日のメニューです。

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目次
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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ
   『How To Become A Hacker』より
★2.小ネタ
   『Free as in rights』
★3.おしらせ

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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ

今回は趣向を変えて、『How To Become A Hacker』と題された
このドキュメントから印象に残った文などを引用しつつ
紹介してみたいと思います。

まずタイトルの「Hacker」とは、どういう人たちのことで
しょうか?このドキュメントもその点から始まります。
下の文が端的に説明しています。

> Hackers built the Internet. Hackers made the Unix
> operating system what it is today.

一方、hackerではないのにhackerを騙る人々についても
述べています。crackersです。hackerと聞いてcrackerを
思い浮かべる人がいることを著者は嘆いています。
両者の違いは何でしょうか?

> The basic difference is this: hackers build things,
> crackers break them.

その後、「The Hacker Attitude」、「Basic Hacker Skills」、
「Status in the Hacker Culture」の3部にわたって実際に
hackerになるためのステップが書かれています。

著者はhackerになることを簡単だとは考えていません。
むしろその逆です。hackerになるための能力を身に付ける、
そのための意識の持ち方が「The Hacker Attitude」に
書かれています。

「Basic Hacker Skills」はやや具体的な内容になります。
hackerなら当然知っていなければならない事の数々です。
最後の4章は特に注目です。

> 4. If you don't have functional English, learn it.

その中に重い文がありました。

> If your writing is semi-literate, ungrammatical, and
> riddled with misspellings, many hackers (including
> myself) will tend to ignore you. While sloppy writing
> does not invariably mean sloppy thinking, we've
> generally found the correlation to be strong ― and we
> have no use for sloppy thinkers. If you can't yet
> write competently, learn to.

そしてこれは本当です。英語のメーリングリストには、
しばしば拙い英語の投稿が紛れ込みます。そして、その
内容が的外れなものだった場合特に、レスポンスの"温度"が
変わります。

私も正直言って英文を書くときは不安だらけで、
びくびくしながら投稿していた記憶がありますから
この文は、分かっていたこととはいえ重く感じました。

英語のレベルでプログラマーの実力を評価することが
どれほど妥当かという疑問はあります。が、現実として
英語で書けないことは大きなハンデになるのです。

しかし、だからと言って英文をネイティブスピーカーに
送るのを避けたりするのは本末転倒です。書かなければ
上達することもできません。そして、書いたものは実際に
読まれた方が、フィードバックが得られる分、早く上達
できるでしょう。

このドキュメントからは強い思い入れが感じられます。
それは著者のhackerとしてのプライドでしょうか。
強く、厳しく、熱い文章。読んでみてください。

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★2.小ネタ『Free as in rights』

GNUのサイトを開けば、タイトルに
「Free as in Freedom」と書かれています。これは、ご存知の
通り「Free Software」の「Free」が「無料」ではなく
「自由」を意味することを主張するフレーズです。

この「Free as in Freedom」がしばしば「Free as in rights」
と書かれますが、言いたいことは同じです。

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★3.おしらせ

来週と再来週の発行をお休みさせていただきます。
次の発行は1月12日になります。ご了承ください。

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Linux英語の達人2まぐまぐ!

テーマ:プログラミング - ジャンル:コンピュータ

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