ビジネス技術 実用英語大辞典 CD版

技術英語のバイブル ”海野辞典”

ネイティブによる16万件以上の用例・文例を収録した英語表現集。英和19900語、和英22500語、用例168800件(英和・和英)収録。

辞書で引けない技術英語

英作文に使えるトリビア

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旧No.050

旧メールマガジンのNo.050です。


皆さんこんにちは!
購読ありがとうございます。

今日のLinux英語は『LWN: A summary of 2.6.17 API changes』からです。

例によってLWN.netの記事ですが、
このシリーズではカーネルAPIの変更がまとめられており
デバイスドライバを書く人にはとても助かります。
2.6.8以降の変更一覧もあります。

今日のLinux英語

今日の文は記録的な短さなのですが、たった一つ
「pollable」という単語が自動翻訳にひっかかります。

Attributes in sysfs can be pollable.

意味は「ポーリング可能」であり、「polling」なら
コンピュータ用語として翻訳も簡単なのですが。

ご存知の方も多いとは思いますが、ポーリングとは、
サービスを提供する側が受ける側に対して
定期的に御用聞きに行く方式です。

sysfsというのは/sysにマウントされる擬似ファイルシステムです。
ロードされているカーネルモジュールの情報などが収められています。
それでは訳です。

 sysfs中の属性値に対してポーリングが可能になった。

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

paranoid

「偏執症」という意味ですが、Linuxの世界での偏執症は
セキュリティや設定ファイルの”美しさ”に
必要以上に拘りすぎる人です。
HOWTOなどの中で「あなたがもしparanoidならやればいい」
というような調子で使われますので、要するにやりすぎだということですね。

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旧No.049

旧メールマガジンのNo.049です。


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今日のLinux英語は『GTK+ fundamentals, Part 2: How to use GTK+』からです。

GTK+はGnomeの基盤となっているツールキットですが、
上の記事はそのチュートリアルです。
developerWorksには他にも役立つ記事がたくさんあります。

今日のLinux英語

今日取り上げるのはプログラミング用語なのですが、
一般に使われるときの意味の多さに驚きました。
「callback」という単語です。

The main loop then looks through its internal mapping table
between its signals and handlers, also called callbacks,
and calls the handlers registered for the given signal on the given object.


プログラミング用語としては、簡単に言うと
外部からの信号を受けて実行される処理のことです。
Linux関連の文章で「callback」が出てきたら
ほぼこの意味だと思って間違いないでしょう。
上の文はこの「callback」の意味の説明になっています。

日本語で一般に「コールバック」と言ったら
たいてい「折り返し電話する」ことでしょうね。
ところがスペースアルクで調べてみると、英語では
上記の日本語の意味の他に様々な用法があることがわかりました。
Linuxとは関係ありませんが面白いですよ。

それでは訳です。

 次にメインループは、内部にあるシグナルとハンドラ
 (コールバックとも呼ばれる)の対応表を参照し、
 指定されたオブジェクトの指定されたシグナルに
 登録されたハンドラを呼び出す。

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

tuto

知らなくても想像できるかもしれませんが、
これは「tutorial」のくだけた言い方です。
コンピュータ関連の文章の中ではよく見かけます。

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旧No.048

旧メールマガジンのNo.048です。


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今日のLinux英語は『Re: [PATCH] Gerd Hoffman's
move-vsyscall-into-user-address-range patch
』からです。

これは記事ではなく、1ヶ月前にLinusがLinux Kernel Mailing Listに
投稿したメールです。カーネルの使命について強い調子で語っています。

今日のLinux英語

下の文がそのカーネルの使命を述べたものです。

It's to be the buffer between user space and shared resources.

ここではカーネルに主眼を置いて書かれていますが、
実は紹介したかったのは「user space」という言葉です。
カーネルを視野に入れず、ただ「user space」と言われた場合、
知識がないと何のことか分かりにくいと思います。

「user space」とは”カーネルではない領域”です。
上の文の通り、カーネルはリソース(=ハードウェア)を管理し、
「user space」で動作するプログラムに分配します。
つまり、目的を果たすためにカーネルからリソースをもらう必要があるのが
「user space」のプログラムです。

一応訳を添えておきます。

 それはユーザスペースとハードウェアの間の緩衝装置になることだ。

* * *

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可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

qwerty

ご存知の方も多いと思いますが、これはキーボードの配列の名前です。
皆さんのキーボードもq・w・e・r・t・yが並んでいるでしょうから
”qwerty配列の”キーボードです。

この配列はChristopher Latham Sholesという人が1868年に
特許を取ったものだそうです。もちろんコンピュータは
ありませんからタイプライター向けだったのですが、
無理やりLinuxに結びつけると、多分みなさんのLinuxマシンにも
「qwerty」というディレクトリがあります。
気になったら探してみてください。

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旧No.047

旧メールマガジンのNo.047です。


皆さんこんにちは!
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今日のLinux英語は前回と同じく『The JavaScript Library World Cup』からです。

記事の内容については前号をご覧ください。

今日のLinux英語

「otherwise」については30号の小ネタでも出てきましたが、
今回の文でも本当に訳しにくい、奥の深い単語として登場します。

On the other hand, Prototype has a very under-developed event handling framework,
which is a major problem for an otherwise powerful library.

まずは「otherwise」を抜いた文で意味を理解しましょう。
文の後半から「otherwise」を抜いて訳すと次のようになります。

 強力なライブラリにとっては大きな問題だ。

「otherwise」はこの文に裏の意味を付け加えます。つまり、

 この問題がなければ強力なライブラリといえるのに。

という意味を「otherwise」一語で加えているのです。
機械翻訳ではほとんど意味不明になるので気をつけましょう。

では上のことを踏まえて意訳しておきます。

 他方で、Prototypeのイベントハンドリングフレームワークは
 ひどく発展途上であり、強力なライブラリというには大きな問題だ。

* * *

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小ネタ

the Right Thing

そのまま「正しいこと」という意味ですが、この表現はよく
コマンドやアプリケーションの動作に対して使われます。
コマンドやアプリケーションの機能として、どう処理するのが正しいか
コンピュータが判断して動作することを意味します。

例えばmvというコマンドは、2番目の引数が存在しないファイル名なら
1番目の引数で指定されたファイルの名前を変更しますが、
2番目の引数がディレクトリ名ならそのディレクトリへ移動しますね。
つまりmvは「the Right Thing」をしています。

このように「○○ならこうなる、××ならこうなる…」といちいち書くと
かえって分かり難くなるような時に「大丈夫、the Right Thingをしてくれるよ」
というように使われます。

The Jargon FileにもRight Thingの項目があるので
よかったら読んでみてください。

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旧No.046

旧メールマガジンのNo.046です。


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今日のLinux英語は『The JavaScript Library World Cup』からです。

今日の出典はJavaScriptライブラリの記事なので必ずしもLinux関係とは
言えませんが、あまりこだわらずに行きますのでお付き合いくださいね!

最近Googleなどが提供するウェブアプリケーションが
高度なJavaScriptプログラムを利用していることは
多くの方がご存知だと思います。
今日の記事はそのようなウェブアプリケーションの開発を可能にする
JavaScriptライブラリを比較検討する内容です。
素晴らしい記事だと思いますので興味のある方はご一読を。

今日のLinux英語

さて、今日の文は「of」が文頭に来ています。
「of」を見ると「~の」という所有の意味しか浮かばない方は
注意してください。

Of all the libraries covered in this article,
Mochikit's API feels the most "designed".

下の訳を見ていただければ分かる通り、
「of」は「~の中で(の)」という意味のことがあります。
例えば、「one of these ~」と書いてあれば
「それらの中の一つ」という意味になりますよね。

では訳です。

 この記事で扱っている全てのライブラリの中で、
 MochikitのAPIが最も良く設計されていると感じられる。

* * *

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小ネタ

n-ary

これだけでどういう意味か分かる方は
相当科学英語の勘のある方でしょう。
強いてこれだけを日本語に訳せば「n項」または「n進」です。
例えば「単項演算子」は「unary operator」、
「二進木」は「binary tree」ですね。
この表現については下のページに詳しく書かれています。
Names of Bases - Math Forum - Ask Dr. Math

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旧No.045

旧メールマガジンのNo.045です。


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今日のLinux英語は『LWN: On the future of smbfs』からです。

smbfsはウィンドウズの共有フォルダをLinuxでアクセスするための
システムですが、その寿命が近付いています。
Linusは後方互換性を重視するのでいきなり動かなくなることはありませんが、
準備が必要だという内容です。

今日のLinux英語

今日の文はさほど難しくないのですが、機械翻訳にかけると
どうもすっきりしない訳ばかりなので採り上げることにしました。

As an example of the difference in how smbfs and CIFS are maintained,
consider the 2.6.16.11 stable kernel update,
which contained a fix for a security problem in the CIFS code.

文の中心は「consider」という命令形の動詞です。
文頭から最初のカンマまでは「As an example ~」と言ってますから
前置きだということがわかります。
一方2番目のカンマから文末までは、「, which ~」ですから
ただの補足説明をしている節ですね。
このように文を区切ることができればわかりやすくなります。

あとは「difference in how ~」のような言い方に戸惑わなければ
大丈夫でしょう。例のように疑問詞のあとに普通の文が来た時は
疑問詞から先をまとめて一つの概念として読み取ります。

試訳を示します。

 smbfsとCIFSのメンテナンスのされ方がどれほど違うかという例として、
 CIFSコードのセキュリティ上の問題の修正を含んだ
 2.6.16.11カーネルのアップデートについて考えてみてください。

* * *

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小ネタ

geeky

No.002でも「geek」という単語を採り上げましたが、
What is X?というX Window Systemのチュートリアルの中には
「geeky」という単語が出てきました。「ギークっぽい」とか「ギークの」という
意味でしょうが、実際にはこんな文でした:

This is like a formatted file server but with no files in it,
interesting from a geeky point of view, has great potential,
but currently not much to see.

「ギーク的視点で見れば面白い」と書かれています。
リンク先を見ていただければ分かりますが、一面グレーの背景に
マウスポインタだけが浮いている画面、どう感じますか?
「面白い」と思ったあなたはギークです(笑)。

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旧No.044

旧メールマガジンのNo.044です。


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今日のLinux英語は『All about Linux: WINE - An open source project which could be
the tipping point for wide scale adoption of Linux by the masses
』からです。

記事の内容は、GoogleがリリースしたLinux版Picasaを通じて
Windowsエミュレータ『Wine』の影響を考察するものです。
アプリケーションの豊富さはLinux普及に大きく影響しますから
確かにWineは注目に値しますね。

今日のLinux英語

さてその記事の中で見つけたちょっとトリッキーな文がこちら。

So the question is how is what Google has done different from say,
what Codeweavers has been doing for so long?

「how」「what」が文章を抽象的にしている上に、
No.041でも解説した”突然のsay”が混乱を深めています。
しかも文法的には間違っているように見えますね。

この文章の幹になるのは「the question is how」であり、
「how」の内容が後に続いています。その内容は
「A is different from B」の形ですが、AもBも「what」で
導かれる句になっており、抽象的です。

分かりにくい場合は訳を見てから英文を見直してみてください。

 そこで問題は、Googleがやった事は、例えば
 Codeweaversがこれまでやってきた事とどう違うのか、
 ということだ。

* * *

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小ネタ

LAMP

ご存知の方も多いと思いますが、これはフリーソフトウェアによる
ウェブサーバのスタック(構成)を表す略語です。
つまりLinux, Apache, MySQL, PHP/Python/Perlの頭文字を並べたものです。

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旧No.043

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今日のLinux英語は『LWN: How Sun's Java got into Debian』からです。

JavaがDebianに含まれるようになったそうです。
この決定はユーザコミュニティが関わることなく行われたので、
様々な議論を呼んでいるようです。
上の記事はその議論についてまとめています。

今日のLinux英語

今日の文は確かにやや複雑な構文なのですが、
それよりも文の長さが読解を難しくしているようです。
節の意味を理解した上で、その節がどこを修飾しているのか
考えて読まなければなりません。

A number of clauses, including the requirement that
Java be distributed with the operating system and
the restrictions on shipping Java "in conjunction with"
alternative implementations, would seem to rule out a Debian Java package.

この文の主語は文頭の「A number of clauses」で、
対応する動詞などは文末の「would seem to ~」です。
まずはそれだけを読んで概要を掴みましょう。
試しに文頭と文末だけ和訳してみます。

 多くの条項が、DebianがJavaを除外することを
 思わせるかもしれない。

残りの部分で「clauses(=条項)」の例を2つ挙げています。
「the operating system」までが一つ、
「the restrictions」からがもう一つです。
それぞれの条項を訳すと次のようになります。

・JavaをOSと共に配布するという要求
・他の(Javaの)実装と”共に”出荷する際の制約事項

まとめると次のようになります。

 JavaをOSと共に配布するという要求や、
 他の実装と共に出荷する際の制約事項など、
 多くの条項が、DebianがJavaを除外することを
 思わせるかもしれない。

* * *

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小ネタ

the bleeding edge

直訳すると「血の滴る刃」ですが、
Linux英語としては「(開発の)最先端」です。
個人的には、この禍々しい表現から
まだ不安定なソフトウェアでシステムが
クラッシュするところを想像してしまいます(笑)。

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旧No.042

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今日のLinux英語は『Toolchain - Wikipedia, the free encyclopedia』からです。

紹介したい単語があったので、オンライン百科事典の
Wikipediaで引いてみました。

今日のLinux英語

今日紹介する「Toolchain」は訳が難しく、
日本語文書中でも訳さずに書かれていることも多いのですが、
Wikipediaでは下のように説明されています。

In software, a toolchain is the set of computer programs (tools)
that are used to create a product (typically another computer program
or system of programs). The tools may be used in a chain,
so that the output of each tool becomes the input for the next,
but the term is used widely to refer to any set of linked development tools.

まず理解すべきは、「tool」が「computer programs」を
意味することです。そして、複数の「tools」が連なって
使用される(「in a chain」)ということです。

具体的には、ソフトウェアのソースコードから実行ファイルを
生成するには、プリプロセッサ、アセンブラ、リンカといった
プログラムを連続で使用しますので、「toolchain」の代表と言えます。

訳で意味を確認しておきましょう。

 ソフトウェアにおいて、「toolchain」とは製品(典型的には
 プログラムやシステム)を作るために使われる一連の
 プログラム(ツール)のこと。ツールは連なって使用される
 (つまり一つの出力が次の入力になる)ことが多いが、
 用語としては関連する開発ツールのまとまりを呼ぶために
 広く使われる。
 
* * *

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小ネタ

noob

初心者を侮蔑して呼ぶ、あるいは初心者の自分を自嘲気味に指す単語です。
代わりに「newbie」と言えば侮蔑する意味はなくなります。
例えばLinuxカーネル初心者のためのサイトに「KernelNewbies
というのがあります。

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