ビジネス技術 実用英語大辞典 CD版

技術英語のバイブル ”海野辞典”

ネイティブによる16万件以上の用例・文例を収録した英語表現集。英和19900語、和英22500語、用例168800件(英和・和英)収録。

辞書で引けない技術英語

英作文に使えるトリビア

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旧No.059

旧メールマガジンのNo.059です。


皆さんこんにちは!
購読ありがとうございます。

今日のLinux英語は『Linux Device Drivers, Third Edition』の
『Chapter 12: PCI Drivers』からです。

オライリーから出版されている本なのですが、
PDF版をダウンロードすることもできます。
デバイスドライバを書く時には大変役立つ必読書です。

今日のLinux英語

今日の文も機械翻訳で微妙な訳になってしまうので取り上げます。
元の文は326ページの中ほど、20行目からです。

`from' is used to continue a search; it must be NULL
the first time you call either function,
and it must point to the device just found
if you are searching for more devices.

先に文脈を説明すると、これはカーネルが提供する関数を
説明している文です。関数は似たようなものが複数あり、
いずれもデバイスを検索するためのものです。
先頭「from」は関数の引数名です。

機械翻訳がひっかかるのは「must be」と「just found」の辺りです。
「must be」はこの場合もちろん「~に違いない」ではなく
「~でなければならない」ですよね。
「just found」は「今まさに見つかった(デバイス)」という意味です。

それ以外は難しいところはなさそうですね。
では訳です。

 「from」は検索を続けるのに使う。いずれの関数も
 最初に呼び出す時はfromはNULLでなければならない。
 そしてさらに検索を続けるなら、fromは直前に見つかった
 デバイスを指していなければならない。

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

Signed-off-by:ers

名詞を動詞化するケースは良く見ますが、
まさかこんなものまで動詞になるとは思いませんでした。
これは8月10日にAndrew Mortonが使った表現です。

「Signed-off-by:」というのは、Linuxカーネルのパッチを書いたとき
書いた人や受領した人が署名するために使う決まり文句です。
署名した人はそのパッチがオープンソースソフトウェアとして
著作権上問題ないことなどを宣言する必要があるのです。
つまり、「Signed-off-by:ers」とは「Signed-off-by:」に名前を入れる
カーネルの主要メンテナーたちを指すことになります。

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旧No.058

旧メールマガジンのNo.058です。



皆さんこんにちは!
購読ありがとうございます。

今日のLinux英語はstartproc(8)(startprocのマニュアルページ)からです。

startprocはSUSE Linuxの起動スクリプトで使われているコマンド
なのですが、ウェブでは下のページで読むことができます。

STARTPROC

今日のLinux英語

さて今日のLinux英語もさほど難しくないのですが、
某有名ポータルの翻訳サービスにかけたところ
全く逆の意味に誤訳してしまったので紹介しておきます。

In order to avoid confusion with stale pid files,
a not up-to-date pid will be ignored.

誤訳されたのは「a not up-to-date pid」の部分です。
意味は「最新でないpid」ですが、確かにちょっと違和感のある表現です。

違和感のもとは「not」ですね。
普通こんな場所(冠詞の後、形容詞の前)に「not」は現れません。
しかし意味は分かりますから仕方ありませんね。
機械翻訳を使う場合にはこういうケースもあることを念頭に入れて
用心するようにしましょう。

では訳です。

 古いpidファイルによる混乱をさけるため、
 最新でないpidは無視されます。

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

valued

仕事の関係でIntelのある有償サービスを受けているのですが、
先日下のような書き出しのメールが来ました:

 Dear valued Intel customer,

「有償サービスのご利用の皆様へ」という意味だと思うのですが
「value」から「価値」という単語を思い浮かべてしまうと
なんだか不思議な言い回しに見えますね。

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旧No.057

旧メールマガジンのNo.057です。


皆さんこんにちは!
購読ありがとうございます。

今日のLinux英語は『How to mirror - openSUSE』からです。

上のページはopenSUSEの公式Wikiの一部で、
openSUSEのリポジトリをミラーリングする際の
ヒントなどが書かれています。

今日のLinux英語

今日の文は特に難しい単語や表現はないのですが、
ちょっと構文が分かりにくく、気を抜けません。

To ensure that people using your mirror get the best service
out of it while keeping the load on your mirror low,
try the following procedure:

文全体としては、「○○しつつ××するには△△せよ」
となっています(英語では××が最初に来ますが)。
××が文頭から「out of it」まで、○○が「while ~ low,」、
△△が「try」以降です。

構文を見抜くポイントは、文頭の不定詞(To ensure)、
「while ~ing」という表現、最後の命令形です。
これらを正しく解釈できれば文の構成が分かります。

個々の表現について説明すると、「out of it」の「it」は
「your mirror」を指しており、「your mirror」から引き出すという
ニュアンスを付け加えています。

また、2行目の最後の「low」がやや浮いて見えるかもしれませんが
これは「keep」から続く「keep A low」、つまり「Aを低く保つ」
という表現の一部です。

では訳です。

 ミラーサーバの負荷を低く保ちつつ
 あなたのミラーサーバを使う人々が最高のサービスを
 得るのを確実にするには、次の手順を試してください:

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
可能な限りお答えし、許可をいただければ紹介します!

小ネタ

I-beam

「I-beam」が何のことかご存知でしょうか?
コンピュータの世界では、テキストエリアなどに
マウスポインタを移動した時に表れる「I」のことです。
ちゃんと名前があるのですね、当然ですけど(笑)

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旧No.056

旧メールマガジンのNo.056です。


皆さんこんにちは!
購読ありがとうございます。

今日はまずメールマガジンのご紹介からです。

ほぼ3分、英語でOracle! ~TOEICでは学べない言葉~

英語を学びながらOracle情報を入手、という
ちょっとこのメールマガジンに似たコンセプトです^^
ただ、本メールマガジンが”情報”というより”読み物”に
近いのに対し、『英語でOracle!』さんの技術的な掘り下げ方は
かなり本格的です!英文解説も丁寧ですね。
ご覧になってみてください。

~ ~ ~

それではLinux英語にまいりましょう。
今日は『LWN: Adaptive file readahead』からです。

内容は、今日紹介する”readahead”の最適化についてです。

今日のLinux英語

タイトルにも含まれているこの「readahead」という単語、
辞書を引いても出てきませんが
下に引用した記事の冒頭の文が説明しています。

Readahead is a technique employed by the kernel
in an attempt to improve file reading performance.

ファイルをあらかじめ読むことでパフォーマンスを向上させる、
つまり read + ahead = readahead なんですね。
一見英語らしくない字面で、呪文みたいですね。

では訳です。

 "readahead"はファイル読み込みのパフォーマンスを
 改善するためにカーネルで使われる技術です。

* * *

分からない英文がある方はブログへのコメントやメールで教えてください。
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小ネタ

SMP

Linux関連の文書を読んでいると当たり前のように、
説明なしで出てくる略語ですが、知らない人は困るでしょう。
これは「Symmetric Multi-Processors」、つまり
複数のCPUを持つシステムのことです。

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