ビジネス技術 実用英語大辞典 CD版

技術英語のバイブル ”海野辞典”

ネイティブによる16万件以上の用例・文例を収録した英語表現集。英和19900語、和英22500語、用例168800件(英和・和英)収録。

辞書で引けない技術英語

英作文に使えるトリビア

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No.006

No.006のバックナンバーです。

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それでは今日のメニューです。

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目次
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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ
   『How To Become A Hacker』より
★2.小ネタ
   『Free as in rights』
★3.おしらせ

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★1.今日のLinux英語 & 注目エントリ

今回は趣向を変えて、『How To Become A Hacker』と題された
このドキュメントから印象に残った文などを引用しつつ
紹介してみたいと思います。

まずタイトルの「Hacker」とは、どういう人たちのことで
しょうか?このドキュメントもその点から始まります。
下の文が端的に説明しています。

> Hackers built the Internet. Hackers made the Unix
> operating system what it is today.

一方、hackerではないのにhackerを騙る人々についても
述べています。crackersです。hackerと聞いてcrackerを
思い浮かべる人がいることを著者は嘆いています。
両者の違いは何でしょうか?

> The basic difference is this: hackers build things,
> crackers break them.

その後、「The Hacker Attitude」、「Basic Hacker Skills」、
「Status in the Hacker Culture」の3部にわたって実際に
hackerになるためのステップが書かれています。

著者はhackerになることを簡単だとは考えていません。
むしろその逆です。hackerになるための能力を身に付ける、
そのための意識の持ち方が「The Hacker Attitude」に
書かれています。

「Basic Hacker Skills」はやや具体的な内容になります。
hackerなら当然知っていなければならない事の数々です。
最後の4章は特に注目です。

> 4. If you don't have functional English, learn it.

その中に重い文がありました。

> If your writing is semi-literate, ungrammatical, and
> riddled with misspellings, many hackers (including
> myself) will tend to ignore you. While sloppy writing
> does not invariably mean sloppy thinking, we've
> generally found the correlation to be strong ― and we
> have no use for sloppy thinkers. If you can't yet
> write competently, learn to.

そしてこれは本当です。英語のメーリングリストには、
しばしば拙い英語の投稿が紛れ込みます。そして、その
内容が的外れなものだった場合特に、レスポンスの"温度"が
変わります。

私も正直言って英文を書くときは不安だらけで、
びくびくしながら投稿していた記憶がありますから
この文は、分かっていたこととはいえ重く感じました。

英語のレベルでプログラマーの実力を評価することが
どれほど妥当かという疑問はあります。が、現実として
英語で書けないことは大きなハンデになるのです。

しかし、だからと言って英文をネイティブスピーカーに
送るのを避けたりするのは本末転倒です。書かなければ
上達することもできません。そして、書いたものは実際に
読まれた方が、フィードバックが得られる分、早く上達
できるでしょう。

このドキュメントからは強い思い入れが感じられます。
それは著者のhackerとしてのプライドでしょうか。
強く、厳しく、熱い文章。読んでみてください。

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★2.小ネタ『Free as in rights』

GNUのサイトを開けば、タイトルに
「Free as in Freedom」と書かれています。これは、ご存知の
通り「Free Software」の「Free」が「無料」ではなく
「自由」を意味することを主張するフレーズです。

この「Free as in Freedom」がしばしば「Free as in rights」
と書かれますが、言いたいことは同じです。

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★3.おしらせ

来週と再来週の発行をお休みさせていただきます。
次の発行は1月12日になります。ご了承ください。

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Linux英語の達人2まぐまぐ!
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No.005

No.005のバックナンバーです。

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目次
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★1.今日のLinux英語
   『LWN: A summary of 2.6.19 API changes』より
★2.注目エントリ
   『LWN: Who is being divisive?』
★3.小ネタ
   『Etherboot』
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★1.今日のLinux英語

今日は『LWN: A summary of 2.6.19 API changes』からの
引用です。

記事自体はLinuxカーネルがデバイスドライバなどに提供する
APIの、バージョン2.6.19における変更点です。

> Code needing the latter should use pud_page_vaddr()
> or pgd_page_vaddr() instead.

主語になっているのは最初の4語「Code needing the latter」
なのですが、まずその主語を主語と捕らえるのに一瞬
戸惑ってしまいそうです。

「the latter」は「後者」ですから、主語の意味は
「後者を必要とするコード(プログラム)」ですね。
ちなみに直前の文は下のようになっています。

> The pud_page() and pgd_page() macros now return a
> struct page pointer, rather than a kernel virtual address.

つまり後者というのは「a kernel virtual address」ですね。

問題の主語が分かりにくいのは、「Code」に冠詞がないことも
一因かもしれません。英語の冠詞は実は数が少なくて、
例えばフランス語ではこの場面なら部分冠詞という冠詞を
付けるのですが、英語には相当する冠詞がありません。
特定できない、数えることもできないものにつける冠詞です。
(ここでは特定のコードのことを言っているわけでは
 ありませんね。また、コードを1個2個と数えることも
 できません。)

また、関係代名詞を使わずに「needing」と短く書いている
ことも原因でしょう。

上の2点のために文頭が突飛な印象になっています。
では訳です。

 後者を必要とするコードは代わりにud_page_vaddr()か
 pgd_page_vaddr()を使うこと。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

LWN: Who is being divisive?

先週の本編に引き続きNovell-MSネタです。

あの契約については、Novellがオープンソースコミュニティを
裏切って分裂させたと考える人もたくさんいて、そのような
趣旨の批判も多く聞かれます。さらに、Novellが率いる
openSUSEコミュニティに離脱を呼びかける動きまでありました。

この記事のタイトルは「分裂を引き起こしているのは誰か?」
というような意味です。とても力強く信念をもって書かれて
いるので、Novellに好意的な人もそうでない人もぜひ読んで
みて欲しい記事です。

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★3.小ネタ『Etherboot』

Etherbootはカーネルをネットワーク経由でロードして起動
するコードを開発しているプロジェクトです。

似た単語に「NetBoot」というものがありますが、こちらは
Mac OS Xの機能の一つです。

どちらもアイデアは同じですが、区別する必要がある場合は
意識して使わないといけませんね。

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Linux英語の達人2まぐまぐ!

テーマ:オンライン英語学習 - ジャンル:学問・文化・芸術

No.004

No.004のバックナンバーです。

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目次
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★1.今日のLinux英語
   『LWN: Novell, buyer's remorse, and the patent
     threat』より
★2.注目エントリ
   『Linux Pronunciation - Google Video』
★3.小ネタ
   『blob』
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★1.今日のLinux英語

今日は『LWN: Novell, buyer's remorse, and the patent
threat
』からの引用です。

先月SUSE Linuxを販売しているNovellとMicrosoftが提携
しましたね。フリーソフトウェアの世界に対するその影響を
考察した記事です。とても重要な文です。

> When the patent attack comes, it will likely originate
> from a small litigation company which has no customers
> to offend and no assets to countersue for.

文脈としては、MicrosoftがNovellの顧客を特許侵害で
訴えた場合、その顧客は同時にMicrosoftの顧客でもある
可能性が高いので、そういう行動には出ないだろうと
予測している場面です。

構文は難しくないので、単語を先に見ていきましょう。

patent   : 特許
litigation : 訴訟
offend   : 機嫌を損ねる
assets   : 財産
countersue : 逆提訴する

以上を踏まえて訳してみます。

 特許攻撃があるとしたら、それは機嫌を損ねる顧客も
 逆提訴される財産もない小さな訴訟会社から始まるだろう。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

Linux Pronunciation - Google Video

今日の注目エントリはビデオです。
人が自分の名前をどう発音しているか、Linusがインタヴュー
で答えています。最後に「Linux」の発音についても。

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★3.小ネタ『blob』

「blob」は「Binary Large OBject」の略で、データベース
などに中身を意識せず格納されるデータのことです。

多くの場合、バイナリデータは画像であるとか実行ファイル
であるとか、何かしらメタ情報を伴って扱われるものですが、
そのメタ情報を取り去った、ただのデータ列が「blob」と
いうわけです。

元々「binary」の意味を含んでいますが、「binary blob」の
ように重複する形で使われることもあります。

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Linux英語の達人2まぐまぐ!

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No.003

No.003のバックナンバーです。

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目次
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★1.今日のLinux英語
   『Linux.com | Linux XP Desktop: A Windows face
     on an old Linux base』より
★2.注目エントリ
   『いやなブログ - 学校では教えてくれないバッド
     ノウハウ英語 #1: do the trick』
★3.小ネタ
   『fuzz』
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★1.今日のLinux英語

今日は『Linux.com | Linux XP Desktop: A Windows face
on an old Linux base
』からの引用です。

簡単そうな文ですが、機械翻訳だと分かりにくい文になります。

> To complicate matters the Logout button didn't always work,
> and I found no apparent reason for it failing.

まず最初のポイントは、文頭の3語「To complicate matters」
です。「to + 動詞」だからといって、必ずしも「~する
ために」という意味にはなりません。文法を考えなくとも
単語だけ見ても意味が伝わってくるはずです。簡単に訳せば
「事を複雑にする」つまり「さらに複雑なことに」という
意味です。

続く文の中程は簡単だと思います。最後の部分だけ説明
しましょう。「for it failing」ですが、この「it
failing」は「the Logout button didn't always work」を
指しています。

以上を踏まえて訳すとこうなります:

 さらに複雑なことにログアウトボタンが効かないことがあり、
 それらしい理由も見当たらなかった。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

いやなブログ - 学校では教えてくれないバッドノウハウ英語
#1: do the trick


『いやなブログ』はソフトウェアのかなり深い部分を扱う
比較的有名なブログなのですが、先週英語についての
エントリがありました。このメールマガジンの趣旨にも近い
内容ですので訪問してみてください。

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★3.小ネタ『fuzz』

一般に「fuzz」は桃を覆っているような細かい毛のことです。
また、そういう毛があると輪郭がぼけますから、「ぼかす」
という意味もあります。(そういえば昔、家電の機能に
やたらと「ファジー○○」と付いていた時期がありましたね。
あの「ファジー」は「fuzzy」ですね。)

さてLinuxの世界ではどうでしょう。Linuxの世界で「fuzz」
と言ったら、まず思い浮かべるのはパッチを当てるときの
”曖昧さ”のことです。

ご存知の通り、パッチとはソフトウェアの修正を表現する
ファイルですが、パッチの作成された時のソースコードと
適用される時のソースコードが異なると適用できない場合が
あります。それでも適用する場合は、パッチを適用する
プログラム(ずばり「patch」という名前です)が適用する
箇所を推察して実行します。

ぴったり当てはまる場所がないからパッチを”ぼかして”
適用できる場所を探すわけで、これを「fuzz」と言います。

もう一つ「fuzz」が現れる場所は、「fuzz testing」または
「fuzzing」と呼ばれるテスト手法です。これはプログラムに
ランダムな値を入力して予想外の動作をしないかチェック
するという簡単な手法ですが、実際にこの手法を取る
チェックプログラムでLinuxカーネルからたくさんのバグが
発見されています。

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Linux英語の達人2まぐまぐ!

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