ビジネス技術 実用英語大辞典 CD版

技術英語のバイブル ”海野辞典”

ネイティブによる16万件以上の用例・文例を収録した英語表現集。英和19900語、和英22500語、用例168800件(英和・和英)収録。

辞書で引けない技術英語

英作文に使えるトリビア

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No.009

No.009のバックナンバーです。
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目次
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★1.今日のLinux英語
   『Linux.com | FreeNAS makes it easy to add storage
    to home networks』より
★2.注目エントリ
   『Linux Kernel in a Nutshell』
★3.小ネタ
   『YMMV』
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★1.今日のLinux英語

今日は『Linux.com | FreeNAS makes it easy to add storage
to home networks
』から引用します。

FreeNASというのはFreeBSDをベースに作られた、NAS(Network-
Attached Storage)として動作する一種の小さなディストリ
ビューションです。古いマシンをバックアップ用のストレージ
にする場合などに便利そうですね。FreeNAS自体はFreeBSDベース
ですが、NFSやrsync、CIFSなど多くのプロトコルをサポート
していますので、LinuxからもWindowsからも使えるわけです。

紹介する記事はそのFreeNASのレヴューです。下はその冒頭の文
ですが、ちょっと分かりにくい表現があります。

> If you're a Linux user like me, the BSD-speak used for
> devices and such might give you pause, but other than
> that small caveat, installation and usage shouldn't be
> a problem.

文頭から最初のカンマまでは簡単ですね。解説は省略します。
分かりにくいのはその次です。「the BSD-speak」とは何で
しょうか?

これは「BSD特有の言い方」という意味です。そしてこの
「the BSD-speak」で始まる節の主語になるのは「such」
までの

> the BSD-speak used for devices and such

です。「and such」は「など」という程度の意味ですから
取り去って読むと分かりやすくなります。つまり
「devices」に対して”BSD特有の言い方”が使われるという
わけですね。具体的には、ネットワークデバイスの名前が
(Linuxで親しまれている)「eth0」ではなく「nve0」になって
いることを指しています。

そして動詞の部分は

> might give you pause

です。ここまで分解していれば簡単ですが、一応説明すると
mightは推量を表す助動詞、「give you pause」は「あなた
を躊躇させる」ですね。

実はこの文、「might」までを主語としても文法的に正しく
なります。その場合「devices and such might」で
「デバイスとそのような力」という意味不明な訳になるの
ですが、機械翻訳はよくこういう間違いをしますね(笑)。

残りの部分は簡単ですが、「caveat」だけ補足しておきます。
「caveat」は辞書を引くと「警告」などと訳語がありますが
実際にはもっと軽い意味で使われています。「注意」や
「但し書き」程度の訳がしっくりくる場合もあります。

では訳です。

 もしあなたが私のようなLinuxユーザなら、デバイスなどに
 対するBSD特有の言い方に躊躇させられるかも知れません。
 しかしそれを除けばインストールも運用も問題になるところ
 ないはずです。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

Linux Kernel in a Nutshell

これはPDFで配布もされている本です。内容はLinuxカーネルを
使いこなすためのガイドとも言うべきものです。あくまで
使う人に向けたもので、カーネルをソースレベルで解説する
ものではありません。

例えば9章は丸々30ページがブートパラメータの説明になって
います。中でも「no~」で始まる特定のデバイスを無効に
するパラメータは、Linuxをインストールしたけど起動しない
といったトラブルの時に役立つのではないでしょうか。

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★3.小ネタ『YMMV』

これはHOWTOの冒頭などで使われる略語で、「Your Mileage
May Vary」のことです。意訳すると「あなたの環境でも同じ
ようになるとは限らない」という意味です。

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No.008

No.008のバックナンバーです。
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目次
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★1.今日のLinux英語
   『BSD - The Dark Horse of Open Source,
    by Brendan Scott, OS Law』より
★2.注目エントリ
   『The growing pains of NGEDIT >> The vi input model』
★3.小ネタ
   『Paravirtualization』
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★1.今日のLinux英語

今日は『BSD - The Dark Horse of Open Source, by Brendan
Scott, OS Law
』からの引用です。

記事はBSDのライセンスを研究した論文で、BSDが一般に
信じられているほど寛大ではない可能性を指摘しています。

高度に専門的な内容なので、余程興味がないと全部読むのは
大変だと思いますが(実は私も全部読んでいません(笑))、
結論の一部だけ引用します:

> the license does not appear to permit the relicensing
> of BSD code under the terms of any other license,
> at least in so far as any restrictions in other licenses
> would seem not to be binding;

この文がややこしいのは、前半も後半も否定形で、さらに
「in so far as」(~限り)という限定の表現や、
「restrictions」(制約)という単語が入ってくるので
最終的に否定なのか肯定なのか惑わされてしまうのが一つ。

また、「in so far as」を熟語として読み取るところや
「binding」の訳も慣れていないと難しいかもしれません。
つまり難しいのは後半ですね。

分かりやすくするため、後半の「at least」と「in so far as」
を取り除き、「would seem not to be」をただの「would
not be」に置き換えてみます。

> any restrictions in other licenses would not be binding

これで「binding」の訳に「拘束力」を選べば、かなり
分かりやすくなるのではないでしょうか。

それでは訳です。

 少なくとも他のライセンスの制約が拘束力になりそうに
 ない限り、BSDライセンスは他のライセンスによって
 BSDコードを再ライセンスすることを許可しているようには
 見えない。

日本語にしても分かりにくい文でしたね…(笑)
でも上で解説したように、付加的な単語を取り払ったり
単純な言い回しに置き換えたりする方法は他の文にも
応用できると思います。参考になさってください。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

The growing pains of NGEDIT >> The vi input model

このブログの筆者は元々UltraEditやMicrosoft Visual Studio
に組み込みのエディタを使っていました。ところがノート
パソコンに買い替え、HomeやEndといったキーのほか
カーソルキーまでもが、キーボードのレイアウト上、使い難く
なってしまいました。

そこで筆者は”viではカーソルキーを使わない”と聞いたの
を思い出し、vimを試すことにします───。

体験談としてはよくあるものだと思いますが、表現が生き生き
としていて、読んでいて喜びが伝わってくるようなエントリです。
英語としても簡単ですし、ハッピーエンドの物語を読むように
楽しく最後まで読めました。

ハッピーエンドを味わいたい方、読んでみてはいかがでしょうか^^
ちなみに私もvimを使っていますが、使い始めた理由は
"EmacsでCtrlキーを押す指が疲れた"というものでした(笑)

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★3.小ネタ『Paravirtualization』

これは普通の辞書には載っていないでしょう。Wikipediaの
「Xen」の項には解説がありました。

「Paravirtualization」は仮想マシンの実装方法の一つで、
完全な仮想化(Full virtualization)の次に仮想化度(?)の
高い手法です。

Full virtualizationでは、OSは本物のハードウェアと同じ
インターフェースを利用できますが、Paravirtualization
では仮想マシンに合わせたインターフェースを利用する
必要があります。つまりOSに修正が必要なのですね。

Paravirtualizationを採用した仮想マシンの代表は冒頭に
出てきた「Xen」ですが、現在主なディストリビューションは
最初からXenに対応したカーネルを配布していますので、
Linuxの世界ではParavirtualizationが仮想化手法の主流に
なっていくものと思われます。

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No.007

No.007のバックナンバーです。
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目次
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★1.今日のLinux英語
   『Stupid htaccess Tricks « Perishable Press』より
★2.注目エントリ
   『ミッキーのproITなアメリカンライフ :
    知っておきたい!システム障害時に使う英語』
★3.小ネタ
   『Possible Gotchas』
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★1.今日のLinux英語

今日は『Stupid htaccess Tricks « Perishable Press
から引用します。内容はApacheの.htaccessファイルの
解説ですが、レベルはほぼ初級者向けです。

> For example, when a server is configured to process
> .htaccess directives, Apache must search every directory
> within the domain and load any and all .htaccess files
> upon every document request.

この文を止まらずに読めるかどうかは、「any and all」を
熟語としてとらえられるかにかかっています。
これを「and」で分けてしまうと、前後が意味不明の単語の
羅列になってしまいます。

「any and all」は「.htaccess files」を修飾する
「ありとあらゆる」という意味の熟語でしょう。
それさえ分かればこの文は先頭から素直に読めます。

ではさっそく訳です。

 例えば.htaccessディレクティブを処理するように設定されると、
 Apacheは全てのドキュメントリクエストに対してドメイン中の
 全てのディレクトリを検索し、ありとあらゆる.htaccess
 ファイルをロードしなければなりません。


.htaccessをご存知ない方のために補足すると、この文が説明
しているのは以下のようなことです。
たとえばhttp://example.com/が/var/htdocsに対応している
ウェブサーバにhttp://example.com/a/b/c.htmlというリクエスト
があった場合、Apacheは次の全ての.htaccessを読みます:

/var/htdocs/.htaccess
/var/htdocs/a/.htaccess
/var/htdocs/a/b/.htaccess

この検索範囲が「within the domain」と書かれていますが、
ちょっと誤解が生じそうですね。つまりリクエストされた
ファイルのディレクトリだけではなく、すべての親ディレクトリ
も検索するということです。

いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想などお待ちしてます!

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★2.注目エントリ

ミッキーのproITなアメリカンライフ :
 知っておきたい!システム障害時に使う英語


本メルマガ始まって以来の日本語の記事紹介です。
内容はタイトルの通りですが、海外にもユーザがいる方には
参考になるのではないでしょうか。

記事に出てくる単語を少し紹介しましょう:

・障害 → event
・不良箇所 → defect
・修理 → repair, rework, refurbish

必ず上のように訳すとは限りませんので、詳しくは記事を
ご覧になってくださいね。

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★3.小ネタ『Possible Gotchas』

これは某HOWTOの最後に添えられていた段落です。

「gotcha」は「わかった!」という意味ですね。
本来は間投詞ですが、ここでは名詞化されています。
それに「possible」が付くと「gotchasだと思われるもの」
という意味になります。

つまり、そのHOWTOを読んでやってみて問題が発生したとき、
解決するためのヒント(になりそうなこと)が「Possible
Gotchas」というわけです。

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